姙娠検査薬で検査する際の注意点はあります。
初めて姙娠検査薬を使用する場合、どうしてもワクワク感が先に来てしまうものです。
その為、尿をかける事は知っていても、その秒数がどれくらいか?どの程度尿をかければ良いのか?といった事をしっかりと把握せず検査してしまう方もいらっしゃいます。
また、尿はかけたけれど、妊娠検査薬のどの部分にどのような線が出たら陽性なのか判らずに戸惑った、といった事もあるようです。
初めて使用する姙娠検査薬の場合は、事前にしっかりと検査方法を把握しておくようにしましょう。
また、姙娠を望んでいるとつい正確に判定出来る時期よりも前倒しで、フライング検査をしてしまう事もあります。
すると、実際に着床していても時期が早過ぎて、姙娠判定のギリギリのラインで陽性反応になってしまう可能性もあります。
妊娠検査薬で検査する場合には、正確に検査出来るようきちんと期間を守るようにしましょう。
妊娠検査薬で陽性が出たからと言ってすぐに病院に行くのは待った方が良い事もあります。
それは、次の生理が来る前に、姙娠検査薬で陽性反応が出た場合です。
次の生理前に検査して陽性反応が出たとしても、病院ではまだ胎嚢さえ確認出来ない状態である事が多く、医師でも確実に姙娠していると判断出来ません。
着床している事は確かなのですが、そのまま無事に成長してくれるかまだ微妙な段階なのですね。
この段階で自然に流産してしまい、そのまま生理のような出血があり流産に気がつかないケースもあります。
驚かれるかもしれませんが、このような確率は意外と高いのです。
がっかりしない為にも、妊娠検査薬で陽性が出たとしても、次の生理の前でしたら慌てて病院に行く必要はないでしょう。
姙娠して何週目で胎嚢が確認出来るのかと言うと、早くて4週目、遅くとも5週目に入った頃には確認出来るようになります。
実際に妊娠検査薬で陽性反応が出ても、それはまだ子宮に受精卵が着床している段階。
まだ胎嚢も確認出来ない時期は、姙娠していると判断しない医師も中にはいるくらいです。
その為、妊娠検査薬で陽性が出たからと言って安心ではなく、胎嚢や赤ちゃんの心拍の音がきちんと確認出来たタイミングで姙娠を喜んだ方が良いでしょう。
また、事前に自分の排卵日や生理の日を把握していないと、4週目、5週目といった判断は出来ないものです。
普段から、基礎体温はきちんと測るようにしておいて下さいね。
ただ、そうは言っても、やはり妊娠検査薬で陽性が出たらそれは姙娠している証拠です。
胎嚢や赤ちゃんの心拍の音が確認出来るまでは、無理をせずにゆったりと過ごすようにして下さい。